パイズリ

田舎の小さな離島にやってきたその転校生は、息を飲むほどの美少女だった。周りがいくら話しかけてもろくに取り合わない孤高の美少女。しかし、その美少女は隠れて一部の大人たちと島の至る所でセックスをするようになる。たまたまその現場を目撃してしまった同級生の拓哉は、羨望・怒り・嫉妬…様々な感情に駆られながらもそんなことは止めるよう、彼女の説得へと向かう。しかし、逆に彼女から誘惑をされて……拓哉には愛しの恋人がいるにもかかわらず、何度も何度も密かにオカズにしていた転校生のあまりの魅力に篭絡されてしまい―――…。----------------------------------------------------------------------【登場人物】◇小鳥遊 優愛（たかなし ゆあ）何もない田舎の離島に突然やってきた、転校生。そのあまりの美しさ、妖艶さは、この世のものとは思えない。とある事情（トラウマ）を抱えた彼女は、同世代の友人を作ることができなかった。――小鳥の遊ぶところを優しく愛でる――その名に表れた本来の優しさを捨てて、彼女は生きる為に、大人たちを利用する。かぁかぁ、とカラスの鳴き声がこだまする。遠くの方でざわめく さざ波。夕日を背負いながら、紅に染まった空を見上げて。ミステリアスで儚げな表情を浮かべる彼女は、いま一体、何を想うのか。◇山本 拓哉（やまもと たくや）生まれた頃からこの小さな離島で育ち、彼女である風香と同じ学校に通っている。何もない小さな島だけれど、愛しい彼女と過ごす毎日に確かな幸せを感じていた。だが、そんな日々は、小鳥遊が引っ越してきたその日から一転する。自分には彼女がいるという罪悪感を抱きながらも、他のクラスメイトたち同様、小鳥遊のことを密かに気にしていた彼は、とある日に彼女が担任の教師とまぐわっている現場を目撃してしまう。筆舌に尽くしがたい嫉妬を覚えながらも、それ以上に艶めかしく、淫靡な光景を前に、彼は我慢ができずに隠れて自慰にふけってしまう。さらに、彼女が担任とだけではなく、この島の複数の大人たちを関係を持っていることを知る。一体、なぜ。どうして。拓哉は、その理由を何があっても知りたいと思うようになっていった。◇如月 風香（きさらぎ ふうか）拓哉同様、この小さな島で生まれ育つ。拓哉の彼女。まだ付き合ってから半年ほどしか経っていないが、拓哉のことを心から好きでいる。素直で優しい性格。絶世の美少女である転校生が、彼と同じクラスだと分かっても、特に嫉妬や危機感などを持つことなく、まるで憧れの芸能人を見るかのように、素直に彼女のその美しさに感嘆する。最近、彼氏である拓哉とのエッチの内容がとても激しくなり、回数も増えてきたような気がしているが、彼が自分を強く求めてくれることに、喜びを感じている。【備考】◯基本絵:16枚◯文字あり差分:255枚◯文字なし差分: 83枚◯PDF同梱◯イラスト提供:五月猫◯シナリオ:どーじま（ヨダカパン）◯サークル名:ヨダカパン◯お問い合わせ先:yodakapan@gmail.com